お客様本位の業務運営を実現するための方針
平成29年6月28日
阿波証券株式会社
  1. お客様本位の業務運営に関する方針の策定・公表

     お客様本位の業務運営を実現するために、「一人ひとりのお客様から家族みたいに信頼され資産運用を相談される会社になっている」とする10年後の経営ビジョンを明らかにして、全役職員が一丸となって取り組みます。
     当社は、以下に掲げる内容を、お客様本位の業務運営に関する方針として定めて公表し、定期的にその成果の確認と取組みの見直しを行うことで、お客様本位の業務運営を実現してまいります。

  2. お客様の最善の利益の追求

     当社は、お客様本位の取引の実現のためには、お客様との信頼関係の構築が必要と考えております。お客様の最善の利益を追求するため、お客様にとって最もふさわしい商品やサービスの提供ができるように、誠実・公正に、また自己研さんに励み、高い専門性と倫理観を有してお客様と接することが重要であると考えています。
     多種多様なお客様のニーズに対応するため、組織的な取り組みとして資格の取得を推進しており、幅広い知識とスキルの向上に努めています。

    ◯ 阿波証券企業理念>>
    ◯ 倫理コード>>

  3. 利益相反の適切な管理

     当社は、お客様の利益を不当に害する恐れのある利益相反取引を管理する体制として、「利益相反管理方針」を策定しています。
     金融商品の取り扱いに関しましては、営業部門及び管理部門が慎重に検討して、お客様の利益が不当に損なわれる可能性があると判断した場合は、取り扱うことはありません。

    ◯ 利益相反管理方針の概要>>

  4. 手数料の明確化

     当社では、商品・サービスの提供にあたり、商品によって購入・売却価格とは別に手数料をいただいております。こうした手数料に関しましては、当該商品を販売する際にお渡しする契約締結前交付書面、上場有価証券等書面、目論見書等にてご確認いただくことが出来ます。
     当社がいただく手数料は、金融商品取引所に支払う取引参加料金や、各種参考資料の送付等の業務運営に係る事務コスト、システム維持管理等のインフラ整備に係る費用などを、総合的に勘案したものです。

    ◯ 手数料一覧>>

  5. 重要な情報の分かりやすい提供

     当社は、販売・推奨する商品については、常に分かり易くパンフレットに基づいて説明するように努め、お客様のニーズや意向・適性などを確認したうえで行い、取引経験や金融知識の程度に応じて丁寧な説明を心がけています。また、お客様が商品の構造やリスクをご理解して頂けるよう、図やグラフを用いたパンフレット・説明資料を活用して、市場の動きによって損失が発生する可能性や、損失の程度等のリスクについて、お客様にご負担いただく手数料とともに、分かり易く説明しています。
     なお、対面営業による情報提供においてはタブレット端末を駆使するなど、その情報の持つ重要度や同種の商品比較など、きめ細かく説明しています。

  6. お客様にふさわしいサービスの提供

     お客様の資産状況、取引経験、知識及び取引目的・ニーズ等を把握することで、お客様のニーズに合った商品やサービスの提供が出来るものと考え、お客様の立場に立った提案を実践することについて「当社の勧誘方針」を定めています。
     お客様に安心してお取引を継続していただくために、お預かりしております資産に関して適宜、適切に状況報告、アフターフォローを行うとともに、必要に応じて見直しのご提案を行います。また、価格変動が大きい商品に関しては、商品の特性とお客様のお取引ニーズ等を踏まえ、お客様にふさわしい商品であるかを慎重に検討し、特にご高齢のお客様に対しては、必要な場合に上席者が同行するなど、ご理解いただけるように丁寧な説明に努めています。
     なお、社員に対して、特に新規に取扱う商品の内容については、必要に応じて専門知識を有する外部講師を招いて勉強会を実施し、商品の理解度向上に努めています。

    ◯ 勧誘方針>>

  7. 従業員に対する適切な動機づけの枠組み等

     当社では、お客様の最善の利益を意識して行動し、質の高い情報提供が行えるように、新商品取り扱い時は社内で商品勉強会を開催しています。
     また、社内での業績評価について、収益に偏重するのではなく、お客様の資産形成に直結する預かり資産等の増加に加えて、コンプライアンス等の査定を取り入れ、適切なガバナンス体制を整備しています。
     さらに、研修を継続的に実施し、全ての役職員がお客様視点に立った活動で、お客様満足が達成出来るように高い意識を持って取り組むように努めています。